神狩り

何回読んだかわからない。山田正紀という40年ぐらい前に一斉を風靡したSF作家の小説。

弥生時代の遺跡で発見された《古代文字》。情報工学の天才島津は、その解明に挑んだが、次第に驚くべきことが明らかになる。それは、人類には理解できない言語構成だったのだ。

脳が脳を包含するとき、相手を初めて理解できる。そうじゃない場合は、観測による調査によってしか理解出来ない。というけど、観測による理解は遅いし、限界がある。シンプルに頭に入ってくるくらい、知識をためていくことが重要だ。