コピーキャット―模倣者こそがイノベーションを起こす

企業活動におけるイノベーションの重要性は誰もが理解しているはずだ。一方で「模倣(イミテーション)」となると、マイナスのイメージを持たれる方が多いのではないだろうか。だが、アップル、IBM、GE、ウォルマートなど、イノベーティブと思われている企業は、実は模倣の重要性を理解し、かつそれを戦略的に活用しているのだという。 イノベーション(Innovation)と模倣(Imitation)を組み合わせたイモベーション(Immovation)にこそ価値があるという主張を、事例を交えて繰り返し主張される本。 模倣は確かに重要だが、経験則から言って、模倣しようと思ったら対象が息づくくらい近い距離感で感じられないと厳しい。 例えば人の模倣。 »

ハゲタカ投資家

再読必須の本。 再建のカギを握るのは誰か?大手銀行、経営陣、大口債権者を相手に、したたかな闘いを挑むハゲタカ投資家。その人物像、投資戦略、資金源など、倒産ビジネスの内幕を初めて明らかにした異色ドキュメント。 全部で12件のハゲタカ投資の事例を取り上げ、それぞれのドキュメンタリーを短くまとめた感じになっている。 前提知識として必要になりそうな用語がいくつかある。 チャプターイレブン 連邦倒産法11条。 日本の民事再生法に相当する。 申請後に裁判所の命令で債権の取り立てが停止され、経営陣は債権者と負債の整理や契約の見直しを協議しながら、原則120日以内に再建計画を策定する。 裁判所の認可を得て、経営の立て直しを目指す。 清算型の手続きと異なり、事業継続が前提。 債権者の合意により短期間での再建が可能で、雇用への影響も抑えられる。 »

Lightning Junkies podcast_029

LNJ029 - Rusty Russell talks Offers/Superinvoices。 全体的にめちゃくちゃ難しいので、完全にまとめられているわけではない。 Rusty’s background Linuxの開発者として20年間活動していた。 2010年にbitcoinの世界に移動し、block streamにて、core開発者からlightning開発者へと転換した。 Rusty’s lack of ability to predict the »

Lightning Junkies podcast_026

Lightning Junkies podcastというpod castを見つけた。 かなりマニアックなのか、再生数は100にも満たないけど、優秀な開発者が出ているし、聞いておいた方が良さそうだと思う。 すべて英語だがscriptがあるので、内容をまとめてみる。 すでに30本程度あるが、今回は026。深い意味はない。 スピーカー 今回のスピーカーはAndreas M. Antonopoulos。bitcoin領域ではエバンジェリストであり、専門家としてかなり有名な人物のようだ。 wikipediaもあるな。 Streaming Money 2017年にAndreasが説明している。 現在は週、隔月、月々あたりの支払いが基本だが、 »

億万長者の黄金律

再読必須の本。 この手の本で出てくる投資家は、だいたいがヘッジファンドに属している。自分も出資してみたいと思う。 ところで、投資信託とヘッジファンドの明確な違いがわかっていないかもしれないな。 億万長者たちの投資哲学、投資手法を一冊に凝縮 と言いつつ、もはや、投資哲学、を超えて「哲学」について語られている。 今の自分に刺さったのは下記の三人だった。ほとんど基本的には、ETF、ビットコインへの投資判断、及び投資を超えたすべての判断の参考にしている。 ジョン・テンプルトン グローバル・バリュー投資家として認知されている。だけど、頭に残っているのは下記の観点 保有株対し、 »

グリフォンズ・ガーデン

book offでやすかったからなんとなく買った。 けど、結構面白かった。 東京の大学院で修士課程を終えたぼくは、就職のため、恋人の由美子とともに札幌の街を訪れた。勤務先の知能工学研究所は、グリフォンの石像が見守る深い森の中にあり、グリフォンズ・ガーデンと呼ばれていた。やがてぼくは、存在を公表されていないバイオ・コンピュータIDA‐10の中に、ひとつの世界を構築するのだが…1992年のデビュー作にして、『プラネタリウムの外側』の前日譚、大幅改稿のうえ26年ぶりに文庫化。 ちょっとあまりにも詩的な会話には辟易するけど。 未必のマクベスにしてもそうだけど、主人公が平凡なのにとんでもないことに気づいていしまう系の雰囲気が心地いい。 »

社長の器

book offでやすかったから買ってみたシリーズ。 兄は多国籍企業の総帥、弟は中小企業の2代目社長。冷徹で攻撃型の兄と柔和で温情型の弟。経営理念も器量も異なる兄弟社長が、ことごとくにぶつかりあう。なぜ、確執を続けるのか。経営とは、かくも厳しいのか。2人の経営者が織りなす凄絶な闘いのドラマを通して、社長の器とは何かを考えさせる経済小説。 高杉良っていう小説家は、どうもこういう企業経済関連の小説をたくさん書いている人みたい。 1992年の時代の空気感はなんとなくわかるけど、正直どこにひきがあるのか全然わからなかった。 当時だと刺さるなにかがあるのかなあ。 »

C - Switches

bit全探索基礎問題。 N, M = map(int, input().split()) kslist = [] for i in range(M): kslist.append(list(map(lambda x: int(x)-1, input().split()))[1:]) plist »

D - Even Relation

D - Even Relation。 深さ優先探索と偶奇の性質を理解しているとできる。 import sys sys.setrecursionlimit(20000000) def dfs(node, distance): for next_node, edge_size in G[node]: if ans[next_node] »

C - GCD on Blackboard

C - GCD on Blackboard。 累積和を使ういい問題だが、難しい。 from fractions import gcd n = int(input()) A = list(map(int, input().split())) left = [0]*n right = [0]*n »