イスラム2.0

イランとアメリカの緊張が、ソレイマニ司令官殺害によって高まっていると聞いて、理解を深めるためになんとなく手にとって見た。

ウェブにアップされた『コーラン』「ハディース」。一部の宗教エリートのものだった知識や解釈が、翻訳・検索機能により容易に直接触れられるようになる。原点回帰がすすむイスラム教徒の価値観は、SNSにより極めて早く広範囲に、そして心に深く刺さるものとなり拡散されていく。ヨーロッパでは「同化しない」イスラム教徒たちが、「移住」と「多産」によりイスラム化をすすめる、「静かなるジハード」が進行し問題となっている。突きつけられた現実に、日本はどう対処すべきか!?

インターネットによって、コーランという原典が広く民主化され、一般市民に理解が進んだことによっていわゆる「グローバル社会」に同化しない動きが目立つという内容。 911について追っていたときにも思ったけど、長くインドに滞在し、ヒンドゥーの深く根付いた生活・仕事に参加できたのは、大きな財産だったと思う。
多様性を本質的な意味で肌感として理解できている、部分が少しはあると思う。もちろん完全ではないけど、少しは。