坊っちゃん

本当は「吾輩は猫である」も「三四郎」も「それから」も読んだのだけど、うまく咀嚼できていない
俺の頭が足りないからだと思うんだけど、その中でも坊っちゃんは郡を抜いて読みやすい

親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている――。 歯切れのよい文章のリズム、思わずニヤリのユーモア、そして爽快感。マドンナ、赤シャツ、山嵐…、登場人物もヒト癖、フタ癖。自身の体験をもとに描く、漱石初期の代表作。

なんと言ってもこの小説はスッキリしている
自分の手元にある小説だとあらすじが最初についているのだけど、3ページで終わり、それで十分網羅的なのだ

だからストーリーだけが重要な類のものではなくて、その描写が重要なのは間違いない