ウーバー革命の真実

目に止まったので読んでみた。とても一般的な内容から始まるので、C to Cに既に認識がある人には基本的にはそれほど新しい情報はないが、自分がUver運転手をしていたときの視点からの分析が非常に面白かった。

Uver体験記

フルタイムだと、大体年収は500万円くらいになりそうらしい。

Uverで他人の倍稼ぐ本なんて出したら儲かりそうなくらい、それぞれの運転手は趣向を凝らし、戦術を練りながら日々の生計を立てているのだ

という一文にある通り、例えばUberの価格決定アルゴリズムを逆手にとって、運転手で談合を図って一気にアプリのスイッチをオフにすることで、価格のつりあげを図ったりするらしい。これはUberのアルゴリズムと運転手のいたちごっこだ。

SNSとcryptoは相性がいいなんて言われるけれど、こういうAIやアルゴリズムによる最適化っていうのは中央集権的発想で、cryptoとは全く相容れない。だとすると、当初は相性が良いとおもっていたc to cとcryptoは、実は水と油なのかもしれない。