TOEIC勉強法

TOEICの勉強法について聞かれることが多かったのでまとめた。

本当はTOEIC勉強法なんていう寂しいものじゃなくて、汎用的に何にでもあてはまると思う。

これを ページランク勉強法 と名付けよう。 ページランクとはもちろんグーグルのページランクアルゴリズムのことで、Wikipediaによると、

学術論文の重要性を測る指標としては、被引用数がよく使われる。重要な論文はたくさんの人によって引用されるので、被引用数が多くなると考えられる。同様に、注目に値する重要なウェブページはたくさんのページからリンクされると考えられる。 また、被引用数を用いる考え方以外にも、「被引用数の多い論文から引用されている論文は、重要度が高い」とする考え方が以前から存在した。ウェブページの場合も同様に、重要なページからのリンクは価値が高いと考えられる。

のこと。

これに似ているので、こんな名前にした。 今回は最も単純なTOEIC学習を想定


手法

  1. ベーシックで薄い参考書を買う(TOEICで言えば、単語と過去問2冊ずつ程度で900点には十分)
  2. 登場する全ての単語、熟語について、類語(=synonym)と反語(antonyms)を出来るだけリストする
  3. 書き込みされた問題集をスピード感を持って毎日復習(全てを覚えようとするのではなく、全体の繋がりを掴む)

これをずっとやってると、頭の中に自然にランクがついて来て、重要度の高い単語、内容が頭に残っていき、蜘蛛の巣のようなイメージで知識が広がっていく。自分で取捨選択するのではなく、類語(=synonym)を書きまくることによって、よく登場する単元は重要度が高いことが分かってくる。

例えばalikeの類語はcomparableとかequalで、comparableの類語はcommensurateとかequalとなっていて、equalの登場数(=リンク数)が多めとなっている。この単語の重要性がわかるとともに、equalから派生して他の単語も位置感覚を捉えることができる。 そもそも人は複数の情報が関連づくと分かったと感じるし分かると覚えるので、知識が広がりやすくて有効なんだと思われる。

本来はどの勉強でも有効で、そこそこのレベルよりもその分野について深く学びたい場合に有効だと思う。TOEIC900点を取りたいならページランク勉強法勧めるけど600点を取りたいなら頑張って単語帳を一冊丸暗記すればいい。