認知バイアスと認知的不協和

Bitcoin周辺の議論は、ほとんどが現在はまだ存在しない未来についてのものなので、その妥当性の評価が難しい。
こうやって文章を残すこと自体が認知バイアスを防ぐ為であるものの、改めて注意すべきバイアスを振り返る。 認知バイアス一覧で社会心理学入門が詳しい。

自分で注意すべきバイアスをピックアップすること自体が危険かもしれないけど、いつも意識できることなんて3つくらいだ。

認知的不協和

認知的不協和(にんちてきふきょうわ、英: cognitive dissonance)とは、人が自身の中で矛盾する認知を同時に抱えた状態、またそのときに覚える不快感を表す社会心理学用語。アメリカの心理学者レオン・フェスティンガーによって提唱された。人はこれを解消するために、自身の態度や行動を変更すると考えられている。

有名な例として、イソップ物語のキツネとすっぱい葡萄の逸話が知られる。

真実から認知がズレているとそれを修正するのに多大なエネルギーが必要になってしまう。 つまり、始まりの瞬間は意外と重要で、間違っておぼえてしまうとそれを修正するのは難しくなる。

可用性ヒューリスティック

認識、理解、決定の際に、思い出しやすい情報だけに基づいて判断する傾向だが、会話に基づく意思決定をしていると増える問題だと思う。

生存バイアス

現在残っている物だけを調査し、淘汰された物を調査しないために誤った信念を持つ傾向。

如何にして公平の過去の情報を評価できるだろうか。

ダチョウ効果

ダチョウ効果とは、投資家がよくない情報を避ける行動のことで、危険に遭遇したダチョウは頭を砂に突っ込んで見ないようにするという話が元になっています。

辛い状況には突っ込んだほうが楽であることが多い。

曖昧性効果

情報が不足している選択肢は避ける傾向

思い切って選択したほうが良いことは多い。

結果バイアス

周囲の評価はこれによって歪むと思ったほうが良い。

ゼロリスクバイアス

まあ、言わずもがな

こうやって認知に歪みがあるから、人は間違ったり成功したりできる。おそらくトラウマを抱えている俺としては、それを基準にして第三の目を持ち続ける必要がある。