onion routingとlightning network

Sphinxではonion routingのpacketを利用していることもあり、調べる。
onion routing自体はTorの技術であり、それをlightningに適用した形になる。
onion routingを使用しない通常のmultihop paymentにおいては、すべての支払元、支払先は明示されているので、取引履歴がバレる。

onion routing

オニオンルーティング(Onion routing)は、米海軍調査研究所(United States Naval Research Laboratory)の出資で開発された暗号化通信方式である。 ルータを経由する度に暗号化を施すため、何重にも暗号化が施されるという特徴がある。まるで玉ねぎの皮のように暗号化と復号が行われるため、オニオンルーティングという名称になった。

このwikipediaの情報量の少なさ。 通常のパケットでは、データと送信先アドレスでデータを飛ばすが、これを各routerが復号化できる暗号で何十にもくるむことで、分かりづらくする。

なぜこんなことをするかというと、アクセスに利用したIPアドレスを秘匿化するためだ。

sphinx

Onion Routing Protocolには、現在はsphinxを利用している。

Sphinx is a cryptographic message format used to relay anonymized messages within a mix network

だめだな。そもそもlightningのデータ構造とかを理解しないと、ここから先を理解するのは難しい。