Atomic Multi-Path Payment
最後はAtomic Multi-Path Payment。
Multi Hop-Paymentでは、Hを事前に送信者に展開する必要があり、かつ、受信者と送信者は直接つながっていないので、invoice式に限られるという問題がある。
Atomic Multi-Path Paymentにおいては、秘密分散の方法を使ってHを送信者側が作れるようにすることで、send paymentを可能としている。
hubの寡占化
Multi Hop Paymentでは、中間者が集中しやすいという問題がある。たくさんのchannelにデポジットできるのは一部に限られ、多くの残高を持つnodeが有利だからだ。
AがCに2のmulti hop paymentしたい場合、Bではcapacityが足りないのでDを介することになる。Dは手数料を取り、決済機関に近いふるまいを行う。
Pathを分割してatomicに支払えれば、この問題が解決する。
AがCに2支払う場合、B、Dルートそれぞれで1ずつ送ることが可能となる。
Atomic Multi-Path Payment
AMPでは、ベースプリイメージを送信者が作成して、それを秘密分散して受信者に届けて、受信者が復元して通常のMulti Hop Paymentを行う。
部分的な支払いの数(n)分のシェア(s)をサンプリングし、その排他的論理和を計算することで算出。
BP = s1 ^ s2 ^ s3 ^ .... ^sn (^は排他的論理和)